


本記事で分かること
- 新卒で退職代行を使っても問題はありません。
- 新卒が退職代行を使うメリット・デメリット
- 退職代行を使う際は、業者選びをしっかりと。
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新卒で退職代行を使っても問題はありません。
法律上には何ら問題はない。
結論を申し上げると、「新卒」だからといって退職代行を使って悪い事は一つもございません。
中には、以下のように考える方もいらっしゃると思います。
- 新卒で入った会社を転職代行で辞めたら転職できなくなるんじゃないか
- 退職代行を使った事を履歴書に書かないといけない?
- 退職時期が早すぎると次の転職が不利になる?
しかし、安心して頂きたいのは、退職代行を使って辞めたとしても、
普通に辞めた事と同じ扱いになります。(当たり前と言えば当たり前ですが)
ですので、「新卒の会社を退職代行を使って辞めた」事自体は、何ら悪い事ではありません。


新卒だからこそ、やり直しがきく
また、新卒だからこそ、早いタイミングで見切りをつけて、
あなたがより生き生きと活躍できるフィールドに身を移す事ができるでしょう。
特に、日本企業の特徴として、
- 年功序列
- 終身雇用
- 出世するには時間がかかる
という文化が根強いため、一つの企業での滞在時間が長ければ長いほど、会社を辞めにくくなっていきます。


また、後々でも触れますが、日本労働調査組合によると、
21年5月の新卒社員への調査では、「50%もの人が退職を検討した事ある」との結果が明らかになりました。
出典:日本労働調査組合HP:https://nichirou.com/3680#rtoc-2
したがって、この調査だけを見ると
「新卒の2人に1人は、退職を検討したタイミングがある。」
という事ができますね。
ですから、あなたが
- 新卒で入った会社をいきなり辞めるのは大丈夫か?
- こうやって考えているのは自分だけ?
- 自分がちょっとおかしいのか?
と思ってしまうタイミングもあるかもしれません。
しかし、安心して下さい。
多くの人は一度は「会社を辞めたいな」と思っている事がわかります。


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次は、新卒が退職代行を使うメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
新卒が退職代行を使うメリット・デメリット
退職代行を使うメリット
新卒が退職代行を使うメリットは大きく3つです。
新卒が退職代行を使うメリット
- 前職の人間関係をバッサリと切る事ができる
- 元いた会社の人に転職先を深追いされなくて済む
- 会社を辞めたいと思ったその日に行動に移す事ができる
前職の人間関係をバッサリと切る事ができる
特に「新卒で退職代行を使いたい」と考えている方は、それなりの理由があるはずです。
多くの場合、退職代行を使って会社を辞めると、それまでの上司、先輩、同僚とはかなり気まずくなると思います。
というよりは、人間関係自体が完全に消滅するような形になると思います。
企業に長い間勤めていると、次第に情が湧いてくる上に、人間関係もある程度広がってくるので、
退職代行を使って、これまでの生活をゼロにリセットするというのもなかなかハードルが高いですよね。
しかし、入社間も無く、人間関係もまだまだ出来上がっていない新入社員の時期だからこそ、
バッサリと退職代行を使って辞めるというやり方もできますね。


元いた会社の人に転職先を深追いされなくて済む
その後の転職先等についても、中には前職の人に伝えたくないという人もいると思います。
上の内容とかぶる部分はありますが、当然退職後の人間関係は消滅するので、
- 「自分が今何をしている」
- 「退職後どうなったか」
- 「どこに住んでいるのか」
等々、いろいろと詮索されたくない方には向いているサービスです。


会社を辞めたいと思ったその日に行動に移す事ができる
3点目は、「会社を辞めたいと思ったその日に行動に移す事ができる」です。
法律では、「退職を申し出てから2週間で退職をする事ができる」と定められています。
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多くの場合は、退職代行に依頼をして、即日会社に行かなくても良くなりますから、
その瞬間から
- 思う存分寝る
- やりたかった事を満足するまでやる
- 次のステージへの準備をする
といった事が可能になります。


一方で、自ら退職を会社に伝える場合、おおよそ1ヶ月程度は退職までに時間がかかると思います。
新卒でしたらあまり大きな仕事の引き継ぎはないかと思いますが、
退職を申し出てから退職までには意外と時間がかかります。
例:退職を申し出てから退職まで(筆者の場合)
- 1ヶ月半前 退職を直属の上司に申し出る
- 2週間程度 引き留めの会話が続く。
- 2週間後、やっと人事部と面談が行われる。(ここまでで1ヶ月)
- 2週間程度で仕事の引き継ぎを終える&社内で肩身が狭い思いをする。
- 有給消化に入り退職完了
私の例ですが、退職までにはかなりの行程を踏みました。
(私の場合は独立するための退職でしたので、転職する際よりも引き留めが強かったと思います)
こんな具合で、退職は思った以上に労力がかかるものです。
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しかし、退職代行を使えばこういった時間が全てなくなるのですから、便利なサービスですよね。
退職代行を使うデメリット
一方、退職代行を使うデメリットは、考えられる上では
- 社会一般常識がなっていない
- 一度退職代行を使うと逃げ癖がつく
- 転職が不利になる
といった部分が考えられますが、
これらの理由は、退職代行を使う使わない以前に、
あなた自身で何とかなる問題ですので、あまり気にしなくても良いと思います。
例えば、退職代行を使う使わないに関わらず、社会一般常識がなっていない人もたくさんいますし、
「逃げ癖」に関しても、「嫌ならより良い環境を求めにいって何が悪い?」と筆者は思います。
また、転職する際にも、「その退職が退職代行を使っての退職か否か」など、聞かれません。
したがって、あなたの考え方次第で、特に気にしなくても良い問題という事になります。
これらの理由って、結構「人からの見え方」だと思います。結構多くの人は、
- 人から非常識な人として見られたくない
- 退職代行を使った人として見られたくない
- 逃げだと思われたくない
等々考えますが、実際「退職代行は使ったもんがち」だと思います。
だからこそ、新卒が退職代行を使うデメリットは、あまり無い。というのが実情です。
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退職代行を使うときは、業者選びをしっかりと
最後に、退職代行サービスを使う時は、業者選びをしっかりとしましょう。
例えば、あなたが
- 退職日の交渉
- 有給消化の交渉
- 給与や退職金の交渉
- 未払金の交渉
- 引き継ぎの交渉
- 退職届などの公的書類の代理
こういった内容の交渉をしっかりとしてもらいたい!という場合は、
「弁護士が運営している退職代行業者」にお願いのがおすすめです。
上に記載した内容は、弁護士であれば間違いなく行ってくれるでしょう。
しかし、そういった弁護士が直接運営している退職代行サービスは、サービス料金が3万円〜と高額になる傾向があります。
ですから、退職代行を利用する際に
- コストパフォーマンスを重視するのか
- 法的にも安心安全に依頼をするのか
- コストと安心の良いとこどりをするのか
一番重視するのはどのポイントなのかを意識する事が重要です。
カテゴリ別に筆者おすすめの退職代行サービスをまとめた記事もあるので、是非ご覧になってみてくださいね。
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本記事のまとめ
本記事で分かったこと
- 新卒で退職代行を使っても問題はありません。
- 新卒が退職代行を使うメリットは、結構多くある。
- 新卒が退職代行を使うデメリットは、考え方次第であまりない。
いかがでしたでしょうか。
本記事が新卒で退職代行の利用を検討している人のお役に立てれば幸いです。