

私も国内大手証券会社を2年目の途中で退職しました。筆者自身も会社員時代は富裕層や社長といったお客様を相手に証券営業をしておりました。
筆者の経験を踏まえた記事になっておりますので、共感していただける箇所があれば幸いです。
この記事でわかること
- 営業を辞めた方が良い人の特徴
- 営業を続けた方が良い人の特徴
- 営業はメンタルを壊しやすいので注意
今回の記事では上記のような疑問を解決していきます。
FANGPEDIAでは、今回の記事の他にも仕事の悩みや退職代行に関するお悩みに関する記事を多数公開しております。是非ご覧になって下さい。
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この記事を書いた人
ましそん
2022年9月末に国内大手証券会社を退職。退職を決意〜退職完了まで、怒涛の1ヶ月にわたる引き留めをくぐりぬけて退職。退職までは総勢10名に説得をされる中で「退職の心構えとはなんたるか」を習得しました。1998年静岡県生まれ。早稲田大学卒業。現在は個人事業主として事業を運営しております。詳しいプロフィールはこちらです。
営業を辞めた方が良い人の特徴
早速「営業を辞めた方が良い人の特徴」を3点お話ししていきます。
正義感が強すぎる
一つ目は「正義感が強すぎる」です。
営業は、自社の商品やサービスをお客様に買ってもらうことが中心の仕事になります。
営業とは?
営業職は、お客様のニーズや課題の解決に応える自社の商品やサービスなどを提案し、購入してもらうことで自社の売上に貢献する仕事です。
出典:マイナビAGENT
当然ですが会社は利益が出ないと潰れてしまうので、営業は時に自社の利益を優先して商品やサービスを売らなければならないこともあります。
というか利益を取りに行くのは当たり前で「如何にして商品やサービスをお客様に買ってもらうか」という事を常に考える仕事になります。
そういった際、あなたが本当に売りたくない商品や、役に立たないだろう商品をなんとかしてお客様に買ってもらう事もあります。
そんな時「お客様を騙していないか」「これは本当に価値のあるものなのか」と悩んでしまう人は、あまり営業が向いていません。
営業で考えてしまうこと
- ノルマのためにお客様にゴリ押しするのは嫌だ…
- 会社の指示ではなくて本当に役に立つものを提案したい…
- セールストークもなんだか騙している気分になる
以上のような悩みを抱えてしまう人は、営業という仕事を続けていくと心が辛くなってしまいます。

逆に強い人は「罪の意識を全く感じないor割り切っている」か「この商品やサービスは絶対お客様の役に立つ!」と確信している人だと感じます。
正義感が強い人は強引なアポや電話も苦手
また、正義感が強めな人は「良い人」であることも多く「お客様へのアポイント電話や飛び込み営業も苦手」という人が多かったです。
営業は、多くの場面で強引になってしまう事も多いです。
営業の日常あるある
- アポ無し電話を掛けて迷惑がられる
- 突然自宅に突撃する
- 見込みがあるお客様には頻繁にコンタクトを取るケースも
営業を長くしていると一般的な感覚と解離していくのですが「朝からアポ無し電話」や「いきなり家に突撃する」などは営業では日常茶飯事だと思います。
自分がやられたら迷惑だろう行動に心を痛めてしまう人は、あまり営業が向いてないと言えるかもしれません。

また「営業になって2年目だけど、そろそろ転職や退職を考えている」という2年目の方向けには下の記事が参考になります。是非合わせてご覧ください。
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参考営業職が2年目で会社を辞めたくなる理由を徹底解説!会社を辞める前に考える3つのこと
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競争に興味がない
2つ目の「営業を辞めた方が良い人」の特徴は「競争に興味がない」です。
私も証券マン時代は同期や支店内で常に自分の順位が見れるようになっており、嫌でも競争を意識させられる環境におりました。
競争が好きな人の特徴
- どんな競争でも1位にならなければ気が済まない
- トップセールスになんとしてでもなりたい
- 競争に勝った時の快感が忘れられない
上記のような感情が湧かないor興味がないという方は、営業のモチベーションが出辛いかもしれません。
逆のパターンもある
一方で「基本的に競争は好きだが競争に疲れて果ててしまったパターン」も考えられます。
「勝っている時はモチベーションが高いけど、いざ負け始めると一気に力が出なくなる」というタイプの方や「常にプレッシャーを感じる世界に疲れてしまった」という方は、営業を長くやっていると消耗してしまうかもしれません。

ある程度コントロール感がある仕事がしたい
最後に「コントロール感がある仕事がしたい」という方も営業が向いていない可能性があります。
営業は、相手があっての仕事なので不確定の要素が多い仕事です。
営業の不確定な要素
- いつお客様とアポイントが取れるか
- いつ商品を買ってくれるか
- どの程度本気で考えてくれているのか
場合によっては、お客様の都合に合わせて休日に仕事をしたり、接待で会食やゴルフに行く事もあります。したがってプライベートにも仕事が入ってきてしまう事もあります。
また「次のアポイントが決まらなかったら今月数字が厳しい」や「いつこの前の提案の返事をくれるんだろう…?」など、自分がコントロールできる事以外の部分で悩んだりする事も多いです。

こういった「自分がコントロールできない要素が多いこと」に苦手意識を感じる人は、営業でも苦労している可能性が高いです。
営業でメンタルを病んでしまう前に
ここまで「営業を辞めた方が良い人の特徴」という話題でお話しさせていただきました。
私の実体験ですが、営業という仕事は精神的にはハードな仕事だと思います。実際メンタルを病んで休職や退職をしてしまった人も大勢見てきました。
もし「本当に営業がキツくて、メンタルがもたない」という場合には、会社の退職を視野に入れてもOKだと思います。一度メンタルに不調をきたしてしまうと、回復するまでが大変です。
新卒や2年目でも転職はできます。転職を考えている方は下の記事も合わせてご参照下さい。
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参考新卒だけど会社を辞めたい。辞めた後のリアルを解説します
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参考20代で会社を辞めたいと思ったら本当に辞めていいのか?
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また、退職に関しては自分で言い出すのがベストだとは思いますが、
- 「そもそも退職を言い出せる環境ではない」
- 「退職までの期間が耐えきれない」
- 「心が限界を迎えている」
という場合には、むしろ退職代行を使ってでも会社を辞めた方が良いと思います。
退職を告げてから最終出社までには早くとも2週間程度時間がかかるケースが多いです。そうなった場合「退職を告げてから会社に行くのが苦痛」という気持ちも良く分かります。
退職代行であれば、その日の朝に代行業者にお願いをしても即日で会社に行かなくてもよくなるケースが多いです。
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参考【緊急】退職代行は当日の朝でも使えます。3分で分かる即退職を実現するための具体的な手順まとめ!
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私も1年半という短い期間で退職をした身ですが、別に仕事を止めようが、どうやっても生きていけます。
もし体がSOSを発しているようでしたら、「いったん仕事を辞めてみる」という選択肢も大いにアリだと思います。
FANGPEDIAでは、退職代行についてもわかりやすい記事を掲載しているので、良かったら参考にしてみてください。

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参考【2025年最新】おすすめの退職代行サービスランキング10選【退職代行比較】
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この記事のまとめ
この記事で分かったこと
- 正義感が強い人、競争に興味がない人、コントロールできない事が嫌な人は営業が向いていない
- 営業はメンタルを病みやすい業種なので注意が必要
いかがでしたでしょうか。この記事が、営業で悩みを抱えている人にとって少しでも助けになれば幸いです。
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