

この記事でわかること
- 退職代行を使って辞めることで会社に迷惑をかける事はある
- とは言っても、バックれよりは全然マシ
- 会社を辞めるときに「迷惑をかける」とかは気にしなくて良い
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退職代行を使って辞めることで会社に迷惑をかける事はある
結論から申し上げると「退職代行を使って会社に迷惑をかける事こと」は勿論あります。以下に考えられる内容まとめました。
会社に迷惑をかけること
- 引き継ぎ不足により後任の社員が混乱する
- あなたの私物を郵送したり、デスクを片付けるなどのコスト
- 突然の退職による人手不足
考えられる内容をあげました。退職代行を使って退職をすると、多くの場合はその日から会社に行かずに退職日を迎えることになります。
ですので、会社からするとあなたが「突然消えた」も同然です。会社も少ならからずビックリするでしょう。
会社にとっては突然の出来事により誰かが対処に時間をとられたり、イレギュラーな対応を求められることになるので、そういった部分では迷惑をかけているとも言えます。これは実務的な部分が中心でした。
また「退職代行を使っての退職などありえない」と考える層も一定数いるので、そういった人は「逃げた」「無責任」などと迷惑がる事も予想されます。
詳しい内容は下の記事にもまとめてあります。
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できるだけ会社に迷惑をかけないためにできる準備
退職代行を使った退職でなるべく会社に迷惑をかけないようにするためには、以下の3つの対策が考えられます。
ポイント
- あらかじめ引き継ぎファイルを作って保存しておく
- 私物をあらかじめ持って帰る
- 会社に送り返す備品などは全て会社に置いておく
退職代行を使って退職をするとなると、基本的には2度と会社と連絡をとったり会社に出向いたりという事はありません。
したがって、仕事関係の引き継ぎなどは事前にある程度ファイルにまとめるなどしておくことができればベストです。
また、退職代行を使うまでにできるだけ自分の私物を会社から持ち帰りましょう。
後々退職代行業者を通じて会社から私物を郵送してもらうことも可能ですが、会社にできるだけ負担をかけたく無い方は事前に持ち帰りましょう。
また、同じく会社から貸与されていたもの(入館証・備品・社員証・社章など)は、退職代行を使う前に自分のロッカーに置いていくなどしておくと、自分が会社へ備品を郵送する手間も省けます。
退職代行を使った退職の具体的な流れは以下のページにまとめましたので、合わせて参考にしてください。
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とはいってもバックれよりは全然マシです
ここまでは退職代行を使った退職で、なるべく会社に迷惑をかけない対策をご紹介しました。
しかし、筆者は「退職代行を使った退職は、バックれよりも全然マシ」という意見です。
退職代行サービスはまだ世に広がって数年と、世の中の認知が浅いサービスです。
そうなってくると中には「退職代行は非常識」「退職代行は甘え」という固定概念を持っている方もいらっしゃいます。
そういった意見に関しての不安も抱えられていることと思います。
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しかし、周囲への迷惑などを考えられるだけあなたは真面目な方で、世の中には仕事やバイトを平気でバックれる方も多くいらっしゃるのです。
そんな中で、代行とは言えど、しっかり退職の旨を会社に伝えられるのは立派な事です。
また、「退職代行を使わざるを得ないケース」というのは企業に問題がある場合も多いです。下の記事には筆者の意見を詳しくまとめてあります。
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また、退職代行を使って退職したからと言って会社に迷惑をかける事は限定的で、法的には何の問題もありません。
そもそも、労働者には退職する権利が与えられています。法律的にも後ろめたい事はありません。
退職代行と法律的な部分に関して詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください。
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また、退職代行を使ったからといって、会社からペナルティが与えられる事も基本的にはありません。退職代行をめぐる不安に関しては、下の記事に詳しく記載しております。
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会社を辞めるときに「迷惑をかける」とかは気にしなくて良い
ここからは筆者の体験談をお話します。
筆者も2021年9月末にそれまで務めていた会社を退職して独立しました。
私は入社時から独立のタイミングを考えており、結果的に入社から1年半という比較的早いタイミングでの独立を決めました。
それまで私は会社を辞める雰囲気を全く出していなかったので、周囲の方々は大変驚いておりました。
私の場合は、強い引き留めもあり退職を申し出てから実際に受理されたのは1ヶ月後でした。それまでの間には周囲の方々から色々なお言葉をいただきました。例えば以下のようなご意見です。
退職時に頂いたご意見
- 会社を辞めたら今のお客様に迷惑がかかるけどどう考えている?
- 育ててもらった先輩に迷惑がかかるのではないか?
- まだ会社からの投資を回収するまでの働きが無いのではないか?
以上のような意見を頂き、私は半分その通りだと思った一方で「会社を辞める時に他人に迷惑をかけるのは当然だが、自分の人生と他人への配慮、どちらが大事なのか」と思いました。
答えは圧倒的に「自分の人生」です。会社を退職して今振り返ると「他人の意見を振り切り、自分の気持ちに正直になることの難しさ」と「自分の意思を貫き通す難しさ」を感じました。
そして多くの人が、自分の正直な気持ちよりも他人への配慮を優先して、会社を辞められずにいるというのも確かです。
そう言った悩みを感じているのであれば、「退職代行を使った退職も、自分の決断を後押ししてくれるツールとして有効だ」と感じます。
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退職代行を使うときは、業者の選定をしっかりとしよう
繰り返しになりますが、あなたの要望をきちんと通して退職代行を使うためにも、業者選びはしっかりと行いましょう。
最後に退職代行を選ぶ上での注意点をお伝えします。
退職代行を選ぶうえでのポイントは「あなたが頼みたい内容を明確にすること」です。
基本的に「退職の意向を伝える」以外の交渉をお願いする場合は、弁護士か労働組合が運営する退職代行が確実です。その理由は法律の問題にあります。
中には違法になってしまうケースも…
現在退職代行サービスは、大きく分けて弁護士系・労働組合系・それ以外の3種類がありますが、基本的に「退職日の交渉」や「有給休暇の交渉」などは厳密には弁護士ではないと交渉ができません。
弁護士ではないと交渉できない内容
- 退職日の交渉
- 有給消化の交渉
- 給与や退職金の交渉
- 未払金の交渉
- 引き継ぎの交渉
- 退職届などの公的書類の代理
(出典:日本労働調査組合HPhttps://nichirou.com/)
こういった交渉は、弁護士でないと違法行為とされてしまう可能性があります。
すなわち、会社から「その交渉は非弁行為だから交渉できない」と突っぱねられたら弁護士以外の退職代行では対応が難しくなります。
実際そんなケースは少ないそうですが、確実をとるなら知っておいて損はありません。
例えばあなたが「退職金の交渉や有給消化の交渉をしたい」と思うのであれば、弁護士法人みやびのような弁護士系の退職代行サービスに依頼をするのが確実です。
しかし、弁護士法人が運営する退職代行のサービス料金は、3万円〜と他社と比べて高額になります。3万円〜となるとなかなか高額になります。
したがって、費用面と実績で、一番あなたに合っている業者を知ることがポイントです。
あなたの重要視するポイントはどこ?
重視するポイントをある程度絞りこんでおくことで、業者選びが楽になります。
重視するポイントの例
- コストパフォーマンス。とにかく安くお願いしたい!
- いろいろな依頼を安心してお願いしたい!
- まあまあのコストと安心があれば良い。
- 退職代行業者の実績が良い・運営が長いところにしたい。
このように、退職代行を使う上でのポイントをいくつかご紹介しました。


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この記事のまとめ
この記事でわかったこと
- 退職代行を使っての退職は、会社に迷惑をかける
- 会社に極力迷惑をかけないよう、事前に対策することはできる
- 退職代行を使っての退職は、バックれるより全然マシ
- 会社を辞めるときに、「迷惑をかける」は気にしなくて良い
いかがでしたでしょうか。
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