

退職代行とは

退職代行とは、本人に代わって弁護士など代行業者が会社に「退職の意思を伝えるサービス」のことです。2010年半ばからサービスが登場し、2018年にはテレビでも大きく報道されて多くの人が知るようになりました。
もともとは弁護士が取りあつかう業務のひとつだったようですか、今では弁護士だけでなく、労働組合や一般企業もサービスを提供しています。今や退職代行業者は国内に100社を超えています。すごい数ですよね。

出典:退職代行ソムリエ/https://baycounty100.com/


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退職代行の仕組みって?

まず、なぜ退職代行というビジネスが成立するか?というお話です。
そもそも「退職」というのは労働者に与えられた権利であり、民法627条でも規定されています。基本的に、退職を申し出てから2週間たてば会社を辞めることができるのです。
詳しくはこちらの記事でも説明をしております。
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参考
民法627条
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申し入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申し入れの日から2週間を経過することによって終了する。
引用:厚生労働省
しかし「そうはいっても自分で退職を伝えられない」「仕事を辞めたいといっても辞めさせてくれない」という方がいらっしゃるのも事実です。そこに「退職代行」というビジネスが成立している理由です。
実際、日本労働調査組合「退職代行サービスに関するアンケート」の調査結果によると、63.9%のビジネスパーソンが退職代行サービスを認知していて、44.7%が実際に利用を考えていることが分かりました。

会社を退職する際、退職代行を利用しようと思いますか(日本労働調査組合調べ)


ただ、会社との交渉によっては違法になるケースもあるので注意が必要です。具体的なリスクについては後述します。
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退職代行のリスクは?

退職代行のリスクは大きく2つあります。1つめ目のリスクは「会社と退職代行の交渉によっては違法となる場合もある」ことです。
これには「弁護士法」という法律が関わっております。弁護士ではない者が以下のような交渉を行うと「非弁行為」に該当します。
参考
非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止
第七十二条 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。
もちろん「退職の意思を伝えるのを代行してもらう」ことは違法ではないので、どの退職代行業者に頼もうがOKです。
しかし、それとは別に有給休暇を使う交渉や、退職金の交渉などもしてもらう場合が多いと思います。
例えば、こういった法律に当てはまるのは「退職金の交渉」「有給休暇の交渉」などです。
弁護士が運営する退職代行では、こういった交渉が違法になる心配がありませんが、弁護士以外の退職代行業者が会社とこれらの交渉を行う事もあります。
ポイント
非弁行為となる例
- 退職日の交渉
- 有給消化の交渉
- 給与や退職金の交渉
- 未払金の交渉
- 引き継ぎの交渉
- 退職届などの公的書類の代理
(出典:日本労働調査組合HPhttps://nichirou.com/)
そういった場合、会社が「非弁行為」だと反論をすれば交渉がうまくいかない可能性があります。
特に、弁護士意外が行っている退職代行サービスに依頼をする時は注意が必要です。これがリスクの1つ目になります。


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退職代行のメリット

退職代行を使うメリットは「会社を即日で、誰にも会わずに、瞬時に辞めることができる」点だと思います。基本的に、退職代行に依頼をすると、その日から会社に行く事なく退職ができます。
こんな人におすすめ
- 退職したいのに必要以上に引き留められる
- 会社を辞めさせてくれない
- 心と体が限界。今すぐ解放されたい
例えば、退職したいのに会社から引き留めを強くされるケースや、怖くて上司に退職を言い出せないという方には、退職代行サービスは使う価値が十分にあるサービスだと思います。
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退職代行のデメリット

退職代行のデメリットも大きく2つです。デメリットの1つ目は「会社にトラブルになる可能性がある」という事です。
しかしこのデメリットは、下調べをしっかりして、実績のある業者に依頼をする事でリスクを限りなくゼロにする事ができます。
退職代行を使って考えられる会社とのトラブルに関しては、下記にまとめました。
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また、会社とのトラブルを防ぐためには、実績のある退職代行業者に依頼をすることが重要です。下記に筆者おすすめの業者を10社まとめました。
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デメリットの2つ目は「後味の悪さ」だと思います。退職代行を使うと、それ以降会社の人に会う事もなければ話すこともありません。
イメージとしては「突然消える」感じになるので、後で会社の人と会うのを恐れたりなど後味の悪さを感じる人も少なくありません。実際、そういった辞め方に対して悪いイメージを持っている方も少なくありません。
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退職代行サービスを使った感想ですが、後味は悪いけどやばい会社で辞めれないって体とか精神壊すくらいなら、使った方がいいサービス。9時から23時まで毎日働かされて改善する、社員増やす詐欺で1年以上経過して、しまいに新店出すから協力しろとか言い出したから、次決まったから、やめてやった
— no9_agent (@migeru_agent) May 8, 2019
ただ、デメリットといえばその程度です。「会社の人間関係はむしろゼロにしたい」「別に後味が悪いなどと思わない」という方にはデメリットはあまりないと思います。

下記に退職代行を使った方の感想と、退職代行を使われた側についても詳しく記載しております。
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一方で退職代行を使う際よくある疑問は以下の内容が多いです。
よくある疑問
- 転職先に影響は出るのか?転職先に退職代行を使ったことがバレるのか?
- 退職代行を使ってペナルティはあるのか?
- 退職代行って逃げなのか?
退職代行を使う上で、いろいろな不安はあると思いますが、基本的には退職代行を使っても転職先にはそういった情報は伝わりません。
また、会社からペナルティを受ける事もありません。下の記事に、疑問に対しての詳しい説明をまとめております。
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退職代行を利用するときは、下調べをしっかりとしよう

最後に退職代行を利用するときの注意点をお伝えします。注意点は「退職代行を選ぶ上での注意点」と「実際に依頼する中での注意点」の2つに分けてお伝えします。
退職代行を選ぶうえでのポイントは「あなたが頼みたい内容を明確にすること」です。
基本的に「退職の意向を伝える」以外の交渉をお願いする場合は、弁護士か労働組合が運営する退職代行が確実です。その理由は法律の問題にあります。
中には違法になってしまうケースも…

現在退職代行サービスは、大きく分けて弁護士系・労働組合系・それ以外の3種類がありますが、基本的に「退職日の交渉」や「有給休暇の交渉」などは厳密には弁護士ではないと交渉ができません。
ポイント
弁護士ではないと交渉できない内容の一覧
- 退職日の交渉
- 有給消化の交渉
- 給与や退職金の交渉
- 未払金の交渉
- 引き継ぎの交渉
- 退職届などの公的書類の代理
(出典:日本労働調査組合HPhttps://nichirou.com/)
こういった交渉は、弁護士でないと違法行為とされてしまう可能性があります。
すなわち、会社から「その交渉は非弁行為だから交渉できない」と突っぱねられたら弁護士以外の退職代行では対応が難しくなります。
実際そんなケースは少ないそうですが、確実をとるなら知っておいて損はありません。
例えばあなたが「退職金の交渉や有給消化の交渉をしたい」と思うのであれば、弁護士法人みやびのような弁護士系の退職代行サービスに依頼をするのが確実です。
しかし、弁護士法人が運営する退職代行のサービス料金は、3万円〜と他社と比べて高額になります。3万円〜となるとなかなか高額になります。
したがって、費用面と実績で、一番あなたに合っている業者を知ることがポイントです。
あなたの重要視するポイントはどこ?

重視するポイントをある程度絞りこんでおくことで、業者選びが楽になります。
重視するポイントの例
- コストパフォーマンス。とにかく安くお願いしたい!
- いろいろな依頼を安心してお願いしたい!
- まあまあのコストと安心があれば良い。
- 退職代行業者の実績が良い・運営が長いところにしたい。
このように、退職代行を使う上でのポイントをいくつかご紹介しました。


ヤメサポでは「退職代行サービスの利用を検討しているけど、どこが良いか分からない」という方に向けて、おすすめ退職代行サービスのまとめを公開しております。
記事の内容では、「コストの安さ順」「実績の安心感順」「総合ランキング」と3つの視点で退職代行サービスをご紹介しています。
各退職代行サービスの強みと特徴を一瞬で把握できるので、一度ご覧になってみてください。こちらから記事にアクセスができます。
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退職代行を実際に依頼する上での注意点

最後に退職代行を実際に依頼する上での注意点をご紹介します。
実際に「退職代行にどうやってお願いをするのかわからない」という方は下記をご覧ください。
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また、実際に退職代行に依頼をするまでの注意点は下の記事に詳しくまとめました。
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この記事のまとめ

この記事で分かったこと
- 退職代行とは
- 退職代行のメリット・デメリット
- 退職代行を使う上での注意点
いかがでしたでしょうか。ヤメサポでは、この記事以外にも退職代行についての悩みに役立つ記事を投稿しております。
是非ご覧になっていただければ幸いです。
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